痛くて辛い巻き爪を改善
巻き爪とは、爪の端が巻き込むように変形した状態を呼びます。
軽度の巻き爪の場合、自覚症状がないこともありますが、重症化すると巻き込んだ爪が、足や指の肉に食い込み激痛となります。あえて例えるなら、深爪した先に爪が刺さるようなものですから、足の指が巻き爪になれば靴が履けないほどの痛みとなります。
巻き爪を放置しておくと、足の痛みから正しい姿勢で歩くことができず、無理な姿勢が腰痛や肩こりなどを引き起こすこともあります。
巻き爪は自然治癒が難しく、痛みを感じる前の矯正が重要
「見た目の問題だから、気にしない」などと簡単に片づけてはいけません。巻き爪になると、自然に治ることは難しいと言えます。それというのも、爪は丸まっていく性質があるからです。「喰いこんだ」状態の爪は、より食い込むと考える方が自然です。
軽度の巻き爪の場合、痛みの有無には個人差があり、また多少の傷みなら「我慢」する人も少なくありません。しかし、自然治癒が難しいということは、悪化の確率の方が高く、一方で、軽度の巻き爪なら比較的短期間で改善する。だから、一日も早い段階で巻き爪矯正をおすすめします。
はじめは辛かった痛みが途中で消えた場合
痛みが消えたからと言って巻き爪の状態がよくなったわけではありません。むしろ悪化しており、神経を圧迫することで麻痺している状態です。その後突然激痛が現れ、対応がとても大変になる場合があります。そのため、痛みが消えたからと言って安心せず、早めにご相談ください。
なぜ巻き爪の痛みが発生してしまうのでしょうか?
巻き爪の痛みの原因は様々ですが、主な原因として7つ挙げられます。
※詳しくはご来店の際ご説明をいたします。
遺伝による爪の厚さや硬さ
巻き爪は遺伝的な要素が多いので、家族や親戚に巻き爪のかたがいれば巻き爪になりやすい体質といえます。
合わない靴による爪の圧迫
来院された方の経験則ですが、もっとも多い巻き爪の痛みの発生原因が「靴」です。合わない靴を履き続けていたり、立ち仕事の方は、足に負担をかける時間も長くなるため巻き爪の痛みが発生しやすくなります。
スパイクなどの運動靴にも注意が必要です。サッカーなどつま先に負荷のかかるスポーツは巻き爪の痛みを誘発しやすいです。当院のお客さまにもいらっしゃいますが、ダンサーも巻き爪の痛みが出やすい職種のひとつと言えます。
短く爪を切りすぎた・深爪の悪化
爪を短く切りすぎて痛みが発生することがあります。
爪のまわりの肉は、深爪でできた「隙間」を埋めようと盛り上がります。その後、深爪で出来てしまった爪のトゲが、爪が伸びることによって皮膚に刺さり痛みが発生します。状況によっては膿んでしまう場合もあります。
スポーツなどで爪・足を強打
足の爪をぶつけたことでまき爪の痛みが発生する場合があります。爪の側面、肉の部分が炎症を起こし、盛り上がってしまうと、両端から爪を圧迫してしまいます。例えば、足の上に重いものを落としてしまったり、ジョギングやスキーなどのスポーツで足の指に過剰な衝撃が加わった場合にも巻き爪の痛みが発生する場合があります。
靴による圧迫が、ジワジワと締め付けるのに対して、強打は瞬間的な衝撃ですが、どちらにせよ巻き爪の痛みの原因になるということです。
肥満や妊娠により足の負荷が増加
肥満になると体重を支える足に負担がかかります。そしてお腹と同じように足にも肉がつきます。とうぜん、爪が食い込みやすくなります。そして巻き爪の痛みが発生してしまいます。
また、妊娠のように急激に体重が増えたときも巻き爪の痛みが発生します。
悪路での長時間歩行
足の指に負荷をかけすぎたことにより足の指がむくみ爪が食い込み、痛みの発生に繋がります。山登りの場合、上りよりも下りの方が爪に負担がかかりやすいため、内出血して同時に巻き爪の痛みが発生する場合があります。
爪水虫の感染で皮膚がもりあがる
爪水虫は、いわゆる痒い「水虫」と同じ白癬菌(はくせんきん)の仕業です。この白癬菌が爪の中に入り込み、悪さをしている状態を爪水虫と呼びます。爪水虫に感染すると、爪の表面がボロボロになってしまい、きれいに生えてこなくなります。その隙に足の指がもりあがり、巻き爪の痛みに繋がることがあります。
巻き爪のケアも大切ですが、爪水虫をケアしなければ高確率で再発します。また、他の水虫同様、家族が感染するリスクもあり、さらに厄介なことに「爪の中」に菌がいるため、それが「貯蔵庫」の役割を果たしてしまうのです。巻き爪同様に、早期のケア、が望まれます。
ちょっと待ってください!
その巻き爪、自分で治そうとしていませんか?
放置しておいて巻き爪が良くなることはまずありません。
丸まった爪、くい込んだ爪は、悪化することはあっても、正常な爪のカタチに戻ることはないからです。
セルフケアではリスクと限界があります
巻き爪用の市販品を利用することで、軽度な巻き爪であれば改善することもあるでしょう。ただし、丸まった爪を、正常な爪の形に戻すには、爪の状態にあわせた適切な「位置」に貼らなければならず、実はこれがとても難しいのです。ちょっとずれただけで、期待した治療効果がえられません。
また、効果が出たとして、効果が出るまでは巻き爪の痛みが続くこともあり、巻き爪の専門家の立場からは巻き爪ケアの専門店での受診をお奨めしています。
巻き爪を矯正するお店について
医療行為としての「治療」はお医者さんのお仕事です。巻き爪も同じです。ただ、当院のように矯正版を使うなど、医療行為でない施術ならばお医者さんでなくても対応できます。メスを使う外科治療や、出血や膿みが伴う場合を除き、当院のような巻き爪ケア専門店でも巻き爪を正常な爪に矯正できます。
巻き爪矯正専門店
巻き爪のケアだけを抱える「巻き爪専門」のため、巻き爪に関する知識と経験が豊富です。当院では矯正版を貼る巻き爪ケアの方法を行っています。
外科・皮膚科
症状がひどく膿んでしまっている場合は、医療行為となります。状態により治療方法は異なりますが、経過観察から、爪を剥がして治療する場合もあります。
接骨院・整骨院
巻き爪治療に対応している店舗もあります。柔道整復師は骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉ばなれなどを主に扱っているため、一人ひとりの腕と知識が問われます。
店舗ごとのメリット・デメリット
巻き爪矯正専門店 | 外科・皮膚科 | 接骨院・整骨院 | |
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メリット | 巻き爪矯正の経験が多い | 出血や膿みに対して治療ができる 保険が適用になる場合がある | 足など他の症状と一緒に矯正を行える |
デメリット |
医療行為ができない 出血や膿みの症状には対応しない 保険適用外 |
メスを使用する場合がある 保証期間を設けていない 治療する際に痛みを伴う場合がある |
専門で扱っていないため店舗を選ぶ必要がある 医療行為ができない 出血や膿みの症状には対応しない |
当院の矯正“ドイツ式B/Sスパンゲ装着法”
巻き込んでいる爪を矯正してあげれば「巻き爪」は改善します。
当院で扱っている「B/Sスパンゲ」は矯正版を貼り付け、正常な爪のカタチにしていく矯正方法です。この矯正方法は「貼るだけ」な分、技術の差が出やすく、効果に影響します。
歩く度に痛みを我慢している方、まだ痛みを感じていないものの違和感を感じている方、矯正したいけれど料金でためらっている方、巻き爪矯正は早めに行うことが大切です。無料でカウンセリングを行っておりますので、お気軽にご相談ください。