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高齢者の「粗食」に注意!|巻き爪カノンからの耳より情報

肉・脂の不足は老化を早める

粗食 「健康的な食事」と聞いてイメージするのは、肉と脂の少ない「粗食」ではないでしょうか。しかし人間総合科学大学の熊谷修教授は、高齢者ほど肉などの動物性たんぱく質や脂質を十分に食べるべきだと言います。
肉や脂を控えた粗食が健康に良いとされるのは、心臓病や脳卒中の原因となるメタボ予防の場合です。
「メタボ予防が必要なのは、40〜50歳代の中年期までの話。60歳を超えてくると、粗食は次第に健康にとって害が大きくなる」と熊谷教授は指摘します。
肉や脂を控えた食事を続けると、たんぱく質が不足になって栄養状態が悪くなり、筋肉や骨の量が減ってきます。
「老化は、人間の体からたんぱく質が抜けて、乾いて、縮んで、 ゆがんでいくことです。たんぱく質不足は老化を早めることになるんです」
体の老化が進むと、転倒して寝たきりになるリスクが高くなります。
「老化を少しでも先延ばしするには、筋肉や骨の材料となるたんぱく質が欠せません」

たんぱく質の一種「血清アルブミン」

熊谷教授が注目したのが血液中を流れるたんばく質の一種、「血清アルブミン」の値です。この「血清アルプミン」が不足すると介護が必要になったり、病気などで死亡のリスクが多くなることが分かっています。
熊谷教授の研究で、食事を見直して栄養状態が改善した高齢者を 7年間にわたって調査したところ、死亡率が8%低くなったといいます。
では、実際どのような食事をとれば血清アルブミン値を上げ、老化を遅らせられるのか。熊谷教授は、大切なのは食品の「バラエティー」で、次の10の食品群を挙げて、1日になるべく10品目を食べることを目標にすれば、面倒なカロリー計算を考えなくても、自然に栄養状態は改善するといいます。
  1. 大豆・豆製品
  2. 牛乳
  3. 緑黄色野菜
  4. 芋類
  5. 海藻類
  6. 肉類
  7. 魚介類
  8. 果物
  9. 油脂類

腸を動かし免疫力アップ

東京大学付属病院の深柄和彦准教授は、「入院時に低栄養状態の患者が2〜4割います。この状態では病気の経過が良くないうえ、 手術後の合併症リスクが何倍にもなってしまう」といいます。
点滴で栄養補給をする場合と口から食物をとる場合とでは、明らかに口から食物をとる方が優れています。
つまり、口から食べて腸に栄養を届けた方が感染症などの発生が少ないことがはっきりしています。 「腸が大切なのは、体の中で最も大きな免疫組織であるためです。 腸を使わないと働きが落ちて体のバリアー機能が弱くなって、感染症などにかかりやすくなります。」健康でも腸を動かさないと、免疫力が落ちます。腸を動かす方法としては腹式呼吸が効果的です。

これは、まずおへその下で息を5秒吸ってお腹を膨らませます。 そして、おへその下で10秒息をはいてお腹をへこませます。 これを朝10回、夜10回やります。

また、逆腹式呼吸も効果的です。
これは普通に5秒肺で息を吸います。そして、息をはく時は10秒おへその下を膨らませます。これも朝10回、夜10回やります。
(平成25年9月15日の朝日新聞より)