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「乳ガン」自己検診の習慣を!<巻き爪カノンからの耳より情報>
「乳がん」のキャンペーンはアメリカではじまった
ピンクリボン運動がスタートしたのは1980年代です。当時、8人に1人が乳がんをわずらうと言われたアメリカで、乳がんの早期発見、早期診断、早期治療の大切さを伝える運動として広まりました。
乳がんは、早い段階で発見できれば90%を越える高い確率で治ると言われています。
日本では2000年ごろからピンクリボン運動が始まりましたが、残念ながらいまだに検診率が高いとは言えません。毎年新たに乳がんと診断される女性は約4万人です。そして、毎年1万人以上の女性が乳がんで亡くなっています。
ピンクリボン運動
現在、日本人女性の20人に1人が乳がんにかかると言われています。
女性ホルモンの乱れ、少子化、高齢出産の増加など、乳がんを引き起こしやすい環境にさらされています。「私はきっと大丈夫」そう思って検診をおろそかにせず定期的に検診を受けましょう。
アメリカでは行政、市民団体、企業などが一丸となって乳がん検診を呼びかけた結果、死亡率の低下につながりました。
アメリカでの活動を受けて、いまでは世界各国でピンクリボン運動が盛り上がりを見せています。
習慣づけましょう。月1日の自己検診
早期発見は、乳がんから命を守るうえでとても大切なことです。
早期発見のための検診には医療機関で受ける「マンモグラフィー」、「超音波検査」、「視触診」の他、自分みずから乳房をチェックする「自己検診」があります。
自己検診は生理が始まって1週間後、閉経後の人は毎月、日を決めて行うのが理想的と言われています。
しこりなど気になることがあったらすぐに乳腺外科、乳腺科などにご相談ください。
自己検診は次の手順で行います。
「乳ガン」自己検診
両腕を下げたときの、左右の乳房や乳首の形を覚えておく
両腕を上げて、正面、側面、斜めを鏡に映しながら、(1)乳房にくぼみやひきつれたところがないか (2)乳首のへこみや湿疹のようなただれがないか、をチェックする
あおうけに寝て右の乳房のしこりを調べる。右肩の下に薄い枕を敷いて乳房が胸の上に広がるようにしたら、右腕を上げて頭の下に入れる。次に、左手の指の腹で内側から外側に向かって乳房を圧迫しながらまんべんなく触れる
右腕を下ろし、左手の指の腹で外側から内側に向かって乳房を圧迫しながらまんべんなく触れる
右の胸が終わったら、左の乳房も同じ要領でチェックする
左右の乳首を軽くつまみ、血のような異常な液が出ないか調べる
乳がんの「ラジオ波治療」の効果
平成22年10月3日の朝日新聞に乳がんを「切らずに治せる」と広まっている「ラジオ波治療」の記事がありました。
この治療法は、直接数ミリの針を乳輪付近から刺し、「高周波電流」を流して患部を熱してがんを焼くというものです。
治療は通常30分以内で済むと言われています。
この「ラジオ波治療」について「日本乳がん学会」は「がんが取りきれない恐れがあり、長期的な成績もわからない」という研究成果を発表しました。
国立がん研究センター中央病院など5カ所は臨床試験として、乳がんの大きさが3cm以下の患者にラジオ波手術をした。その結果、38人中6人に取り残しが確認されたとしています。
乳がんの患者は年間約4万人に上り、年々増えています。
研究成果を発表した東北大学の大内憲明教授は「がんが再発したり進行した患者が他の病院に駆け込むという報告が複数有り、看過できないと判断」して発表したと話しています。
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